こんにちは、株歴6年目の兼業投資家ママブロガーのつんつん(@ZPuriko)です。
コロナショックで連日株価が下落し、日経平均株価は私が株を始めた頃の水準にまで下がってきてしまいました。
持ち株の含み損が急拡大して辛いので、
貸株に期待すること
- 含み損の株たちが活躍してくれる
- 配当がない株たちが活躍してくれる
ことを期待して貸株サービスに着目しました!
ちょうど、絶妙なタイミングの2020年3月21日付けの日経新聞のM&I面で、貸株についての記事があり、内容が理解できたので始めてみることに。
この記事は、
- 含み損があり売るに売れない状態の株を保有している人
- 長期保有の株を保有していて貸株に興味を持っている人
- 金利収入を増やしたい人
の参考になれば嬉しいです。
一緒に貸株をはじめましょう!
1年間貸株サービスをやってみて得た貸株金利についてはこちらにまとめました!
貸株サービスってなに?今こそやるべき
貸株は個人投資家が保有している株式を証券会社に貸し出し、見返りとして貸株金利を得ることができるサービスです。
個人投資家(お客様)→楽天証券→機関投資家へ株が貸し出され、
機関投資家→楽天証券→個人投資家へ貸株金利が支払われるのです。
楽天証券の貸株サービスから画像をお借りしています。
貸株金利はいくら?
貸株金利は証券会社によって異なります。
年利0.1%~10%の銘柄まで様々で、定期的に変更されます。
貸株金利は株式の機関投資家の需要と個人投資家の供給のバランスで決まります。
貸株金利の高い銘柄は機関投資家の需要の強さを表しています。
日本経済新聞M&I面より引用
貸株サービスをやっているネット証券の貸株金利をチェックしてみよう!
どんな人が貸株をやっているの?
貸株サービスの利用者は、私のような、
- 長期保有前提に株を保有している人
- 含み損を抱えていて売るに売れない株を保有している人
を中心に利用されているサービスです。
貸株サービスで注意すべきこと
貸し出し中の株は他人の名義となるため、貸株中は株主としての権利を得られません。
貸株金利が高い銘柄は売り圧力の強いことの現れで、株価の下落に注意しておく必要があります。
貸株金利も配当金相当額も、雑所得として扱われます。
原則として確定申告が必要で、株式の売却損と損益の通算もできません。
貸株をすることで税負担が増す可能性があります。
証券会社が破綻した場合は、貸し出し中の株は分別管理の義務がなく保護対象外のため、返却されないリスクがあります。
日本経済新聞M&I面より引用
注意点をまとめると、下記のようになります。
- 株の権利:貸株中は株主としての権利なし
- 税金面:貸株金利も配当金相当額も雑所得
- 貸株金利:金利が高い場合は株価下落に注意
- 確定申告が必要で損益通算できない
- 証券会社が破綻した場合のリスク有り
実際に楽天証券の貸株サービスを始める手順
私が開設している証券会社の中で、保有している株数が一番多いのが楽天証券なので、楽天証券で貸株サービスを申し込むことにしました。
3コースから選択可能!株主優待・配当金自動取得サービス
楽天証券の貸株サービスは、株を貸している状態でも、自分の好みに合わせて3つのコースから選択が可能です。
- 金利優先
- 株主優待優先
- 株主優待・予想有配優先
私は、株主優待好きではありますが、今回は株主優待がない銘柄を貸そうと思っているので、①の金利優先を選びました。
楽天証券の貸株サービス申し込み手順
楽天証券にログイン後、「貸株サービス申し込み」をクリック。
- 貸株契約書・確認書の同意
- 株主優待・配当自動取得サービスの選択
- 申込内容の確認
- 申込受付完了
という流れで申し込みをします。
申込受付が完了すると、貸株一覧が表示されるので、「貸株設定」項目の部分をクリックします。(オレンジ色の〇の欄です)
クリックすると、
- すべて貸出す(全貸)
- すべて貸し出さない(未貸)
- 一部貸し出さない(一部未貸)
の3つから選択することができます。
私は、200株ずつ持っているフロンテオ100株を貸し出してみることにしました。
簡単な設定で株を貸すことができました!
まとめ 毎月入金ありでお小遣い感覚の貸株金利
持ち株を貸し出すことによって貸株金利をもらうことのできる貸株サービスを始めてみました。
株価の上昇が見込めない今のような相場でも有効なサービスではないかなと思っています。
貸株金利も少しずつ、こつこつと積み上げて行けたらいいな。
株式投資を楽しもー!